勝手にkintone SIGNPOST解説 STEP.4 4-35「要望箱アプリ」

公開日:2022-01-11

アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!

本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。

STEP.4 4-35「要望箱アプリ」

1-11 一足先に でご紹介したように、弊社がkintoneアプリの開発をお手伝いする際には、早い段階からkintone上でやりとりをはじめるケースが多くあります。

そしてリリースを行った以降は、課題管理アプリを作成して発生した課題や意見を管理するのが一般的となっています。

課題管理アプリでは1つ1つの課題に対して

  • 起案者
  • ステータス
  • 担当者
  • 期限

などを管理しています。

また、課題管理に登録するかどうか悩ましい程度の要望等をやりとりできるように、kintoneのスレッドも活用します。スレッドでのやりとりの中で要望が固まってくることもありますので、要望として固まってきたら課題管理に転記して管理するということを行います。

ただ、このパターンで注意していただきたいのが要望箱アプリを作れば不満や要望が集まってきて万事OKかというと、そういうことはありません。

不満はあるものの、それを要望箱アプリに入れることすら面倒だと思われる方もいらっしゃいます。そういう不満の方が要望箱アプリに入っているものよりも重大なものであることが往々にしてありますので、アプリを置いて終わりではなく、常に実際にアプリを利用している現場の人と対話を行うようにしてください。

不満ではない、より発展的な改善案でも同じです。「考えがまとまってないので書かない」「こんなこと書いていいのかどうかわからないので書かない」という人は多いので、そういう要望を拾い上げるためにもkintoneアプリを利用開始してしばらくは、定期的に現場の人と対話する機会をもつのもいいと思います。

kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。