勝手にkintone SIGNPOST解説 STEP.2 2-17「未来の変化への備え」

公開日:2021-12-06

アールスリーがkintone SIGNPOSTを勝手に解説していくシリーズ!

本文は、kintone SIGNPOSTを読んでいただくとして、kintone SIGNPOSTの各項目についてアールスリーが感じていることや、遭遇したケースなどを紹介します。

STEP.2 2-17「未来の変化への備え」

アールスリーではHighspeedSI(※)で開発をお手伝いしたお客様には、すべて保守契約の締結をお願いしています。

※2024年4月1日、HighspeedSIは、「キミノマホロ for kintone」にリブランディングいたしました。
https://www.r3it.com/services/kiminomahoro/kintone

これは、システムというものは必ずあとから要望が出てくるからです。保守契約でできる範囲は軽微なものに限られますが、保守契約をしておいていただけると、変更するかどうかの相談にも対応することができるので、継続的な改善に役立ちます。

改善の相談をする中である程度の規模の開発が必要になる場合は、あらためて開発プロジェクトを行うことになりますが、そこまでの過程がスムーズになるイメージです。

「システムは作って終わりではなく、作ったときがスタートライン」なのですが、従来型のシステム開発に慣れている方はこのイメージを抱きづらいようで、保守契約をされない方もいらっしゃいます。

このタイプのお客様に限ってあとから変更に迫られることが多く、時間も費用もかかる結果になります。

未来は予測できない

この前提にたって考えるか考えないかでずいぶん違ってきます。予測可能な範囲は精緻に予測します。そのためにも1-10 根本原因の追求で紹介したように、計画も分解して予測できる部分と予測できない部分にわけておき、0-02 素早く繰り返すでご紹介したように、予測できないフェーズは幅をもって予算を確保しておくなどの対策が必要になります。

未来は予測できないことを前提に「必ず未来は変化する」という前提で計画をたてて、社内でも「ここは予測できるけどここは予測できない」と説明できるようにしておきましょう。

kintoneでの業務改善・システム開発で困った場合は、弊社で実施している「kintoneよろず相談会」でご相談いただけますので参加してみてください。