kintone(キントーン)はノーコードでどこまでも!

公開日:2021-05-12

kintone に機能追加する方法

kintone は基本機能の範囲であれば、コードを書くことなく開発が行える「ノーコード」で開発が可能です。

基本機能でできないことは、カスタマイズが必要となります。例えば次のようなことを実現したい場合です。

  • ルックアップを自動更新したい
  • 関連レコードを集計したい
  • 添付ファイルをコピーしたい
  • プロセス管理で一括承認したい
  • アプリ間でデータ連携したい
  • タブ表示したい
  • 部分一致検索をしたい

これらを解決するために必要な kintone カスタマイズの代表的な方法に触れていきたいと思います。

プラグインで手軽に kintone カスタマイズ

一番手軽な kintone のカスタマイズは、プラグインを利用する方法です。サイボウズさんが cybozu developer network で配布しているものや、外部のベンダーさんが無料配布もしくは低価格で提供しているものもあります。現在 kintone プラグインは300種類以上リリースされています。

やりたいことが明確であり、そのプラグインだけで済むというような場合は、プラグインを使うことで基本機能を超えることができ、より業務改善が進むと思います。

例えば、kintone でスケジュール管理をするために見やすいカレンダー表示がほしいのであれば、ラジカルブリッジさんのカレンダーPlusを入れるとカレンダー表示が劇的に改善します。

しかし、kintone アプリは使えば使うほど、どんどん改善したくなることが多く、プラグインも気がつくと増えていることがよくあります。kintone には1アプリにつきプラグイン20個という制限があります。そのため「ルックアップの自動更新」のような単純な処理のためにプラグインを1つ入れてしまうとこの枠があっという間になくなってしまいます。

更にkintone でよく起きる問題なのですが、たくさんのプラグインを1つの kintone アプリに入れると競合して動かなくなることがあります。

また、一般的に無料や非常に安価なプラグインは、サポートがなかったり、十分な検証が行われずにリリースされているものもあります。無料だったものが突然有料化されるということもありますので、プラグインを導入する場合は、そういったリスクも考慮する必要があります。

自由度の高い JavaScript カスタマイズ

プラグインでぴったりのものが見つからないとなると、JavaScript でカスタマイズすることになります。JavaScript カスタマイズは、JavaScript というプログラミング言語を用いてプログラムを書く必要があります。更に、JavaScript の知識だけでなく、kintone のAPI(Application Programming Interface)という kintone 独自のお作法を理解する必要があります。

これを自分で勉強してやることも可能ですが、少し勉強してみて諦めたという方がたくさんいらっしゃいます。また、自分は勉強してなんとかできるようにはなったものの、社内に他にできる人もいないので本格的に入れるのは躊躇してしまうという方もいらっしゃいます。

では、餅は餅屋ということでカスタマイズを行ってくれるベンダーに頼むとどうなるでしょうか?ベンダーはプロですので、きっちりカスタマイズをしてくれると思います。(弊社もそうです)

しかし、エンジニアが時間を使ってカスタマイズすることになりますのでそれだけ費用がかかります。費用をかけてでも自社オリジナルのカスタマイズがしたいという場合は、この方法が選択肢に入ります。

kintone カスタマイズのよりよい方法

数多くのお客様で kintone 導入をお手伝いしてきた弊社では、このカスタマイズの問題が大きいということに気づきました。

「プラグインではちょっと物足りない、でも、JavaScript を自分で書くことはできない、ベンダーに依頼する予算もない。」

そうした悩みを抱えるお客様がたくさんいらっしゃいました。

難易度で比較するとこんなイメージです。

kintone <<< プラグイン <<<<<<<<<<<<<<<<<<<< JavaScript カスタマイズ

プラグインでもない、JavaScript カスタマイズでもない、kintone カスタマイズのよりよい方法が必要だと思い提供を始めたのが弊社の gusuku Customine です。

ノーコードで kintone カスタマイズ

gusuku Customine は kintone カスタマイズをノーコードでできることを目指したサービスです。gusuku Customine は300種類以上のやることを自由に組み合わせて、あなたの業務に合ったカスタマイズを作ることができます。ブラウザで「やること」と「条件」を組み合わせていくだけで kintone をカスタマイズすることができます。まさにノーコードでカスタマイズができる仕組みです。

例えば、「勤怠管理」アプリで出退勤の管理をすることを想定します。「出社」「退社」ボタンを画面につくって、それらを押すと自動的に出社時刻や退社時刻を記録したいというようなケースも、gusuku Customine を使うとプログラムを1行も書くことなく実現することができます。

gusuku Customine で安心・安全なカスタマイズ

gusuku Customine が作り出すカスタマイズは、kintone のプロであるアールスリーが実装したプログラムです。また、多くのユーザーさんに使われたことにより、相当揉まれているプログラムです。

その点では、ベンダーに頼んで1社のために作られたプログラムよりも信頼性が高いと言えます。ましてや、よくわからないままサンプルプログラムをコピーして少し変更して動かしているようなものとは比べ物にならないくらい、ちゃんとしたプログラムです。

また、gusuku Customine を導入することはプラグインの課題解決策にもなり得ます。gusuku Customine では、正しくカスタマイズを作っていればプラグインでの課題として挙げた競合の問題は発生しません。また、入れられる機能の数にも制限はありません。

実際に、プラグインをたくさん入れすぎて問題が発生したため、全部 gusuku Customine に置き換えた会社さんもたくさんいらっしゃいます。他にも、自分で JavaScript を書けるけど書くよりも早いので gusuku Customine を使うという方や、社内の誰でもカスタマイズできるようにするために、gusuku Customine を導入いただく方もいらっしゃいます。

一歩進んだ kintone カスタマイズ

冒頭にご紹介したカスタマイズが必要になる例はすべて gusuku Customine で実現可能です。gusuku Customine には無期限で気軽にお試しが可能なフリープランもあります。また、チャットサポートもついていますので、初めての方でも安心してお使いいただけます。

gusuku Customine を使えば、少しの学習で誰でもプラグインを超えたカスタマイズを行うことができます。すでにプラグインを入れている方も、既存のプラグインの大半と同じことを gusuku Customine だけで実現することができます。まず、gusuku Customine で実現できないかを考えてみましょう。そのうえで、gusuku Customine では提供されていない機能(例えば上記のカレンダーPlusのような)があれば、慎重に検討してプラグインを入れるのが結果的に早くカスタマイズを進められることに繋がります。

gusuku Customine を用いて、より安全で柔軟性のあるカスタマイズの世界へ踏み出してみてください。