公開日:2024-11-12
R3ブログ、ご無沙汰しております…!
システム開発グループに所属している美雨です。
先週11月7日〜8日に行われたCybozu Days 2024に、人生で初めて行って参りました。
入社当時から、「Cybozu Daysはお祭りみたいで楽しいよ!」と噂は予々でしたので、ワクワクした気持ちで参加しました。
このブログでは、「Cybozu Days 2024」の様子だけでなく、見所などもまとめてお伝えできればと思います。
内容の濃い2日間をまとめるため少し長くなりますが、最後にはお知らせもありますので是非お目通しくださいませ!
Figure1: 会場に着くと色とりどりのオブジェとゲートが現れました
What is Cybozu Days 2024…?
kintoneの生みの親であるサイボウズが年に1度、開催するノーコードの祭典「Cybozu Days」
千葉県は幕張メッセで行われ、DXを推進するべく様々なセッションや数多くのパートナー企業が集結し、来場者のお悩みを少しでも解決に導くイベントです。
今年のCybozu Daysのテーマは「東京ノーコードランド 〜DXのゲームチェンジを楽しもう〜」となっており、会場内もライトアップされ、まるで絵本に描かれるお城の中に来たようなファンタジーな様子で、忘れていた子ども心をくすぐられました。
会場内は少しダークなライティングでしたが、カラフルなライトアップと各ブースの明るさが目を惹きました。
またメインセッションが行われる「ノーコード城」では、セッションがスタートするタイミングでスモークが出たり、コンサートのような豪華さでした!
Figure 2: 動物がたくさんいておもちゃの世界に飛び込んだような気持ちになりました
The Remarkable Points of Cybozu Days
今回2日間とも参加させていただいたのですが、初日の1番始めの基調講演である、「Product Keynote」では『たをやめオルケスタ』さんによるブラスバンドの豪華な演奏から始まり、この時点で「本当にお祭りみたいだ…」と呆気に取られていました。
Figure 3: 「たをやめオルケスタ」さんたちの演奏は祭典が始まるファンファーレのよう
演奏が終わるとサイボウズの方々より、現在の活動の様子や注目ポイントなどが発表されました。
以下が個人的に大きな注目ポイントかなと感じた6点です。
- 10年前に制作されたワーキングマザーの動画の続編を同じキャストで制作し、公開(公開済み)
- kintoneアプリから溢れやすい業務をカバーするため、「メール共有オプション」をリリース
- お互いに情報を参照し合えるサイボウズOfficeスケジュール×kintoneを来年1月にリリース予定
- kintone上での情報検索が楽になるkintone AIアシスタント(仮称)のβ版の募集開始
- 全社&大規模利用向けの「ワイドコース」のリリース
- DXを行う上での課題を適切に対策/解決するための「性能ダッシュボード(仮称)」の開発
Figure 4: サイボウズ開発本部長の佐藤さんよる、「メール共有オプション」がリリースされたことの説明の様子
kintoneをより効果的に使えるよう、また様々な業種や規模感のお客様に寄り添えるように、またサイボウズ開発本部長の佐藤さんが「製品の進化速度を上げることを目標にしてきた」と仰っていたように、回山倒海で進化し続けていると、改めて感じました。(どんどん新機能が増えますが、頑張って覚えます…!)
A Prospect for AI×kintone
基調講演でも話があったように、AIというキーワードが会場内でも数多く目に映りました。
1日目のお昼過ぎ、メインステージのノーコード城にて行われた「サイボウズ社内の生成AI利用ルールってどうなってる?情シスと法務が語るルール作成秘話」というセッションでは多くのお客様が傾聴していました。
Figure 5: 生成AIを使用するためのルール設定で重要な情報の棲み分けを教えてくださいました。これこそITリテラシーですね。
またAIに関するサービスを大々的にアピールしている企業ブースも多く、流行の最先端であり、便利なAIをDXに取り入れることの需要と供給を目の当たりにしたように感じただけでなく、各セッションでも、スライド内のイラストを「AIに生成してもらいました!」という登壇者も多く、皆様のトレンドキャッチの早さだけでなく、それを使う応用力にも驚かされました。
私自身も物怖じすることなく、色々なトレンドをキャッチし、使えるものは積極的に使っていかないとなと改めて感じました。
A Summary of kintone hive <kintone AWARD>
2日目の1番最初のイベントは、全国で開催されたkintone hive各地の優勝者が集う「kintone hive <kintone AWARD ファイナリストによる事例講演>」がメイン会場のノーコード城にて、盛大に開催されました。
ファイナリストは以下の6名です。
- kintone hive hiroshima 代表 株式会社LILE THE STYLE 谷川 実 氏/木原 隆太 氏
「介護業界をkintoneで変えてみよう!」
- kintone hive sapporo 代表 株式会社北斗型枠製作所 渡邉 克史 氏
「人を巻き込みながらの業務改善」
- kintone hive fukuoka 代表 日本エアコミューター株式会社 臼﨑 南海 氏/西上 正浩 氏
「今と未来、繋ぐ 〜結衣の空〜」
- kintone hive osaka 代表 株式会社ワイドループ 川咲 亮司 氏
「僕とkintoneの最優記」
- kintone hive nagoya 代表 桜和設備株式会社 清水 敦 氏
「ひょんなことから始まる夢物語」
- kintone hive tokyo 代表 株式会社成田デンタル 吉原 大騎 氏
「kintoneが支えるマネプロをみんなに活用してもらいたいんじゃ!」
今回kintone hive osaka代表として出場した株式会社ワイドループさんは弊社のお客様であり、弊社HPに事例記事も載っていますので、こちらより是非ご一読ください。
株式会社ワイドループの川咲さんはkintone hive osakaの登壇でも「川咲さん流石だった…!素晴らしかった!」との声を聞いていたので、当日観覧できることをすごく楽しみにしていました。
観覧してみての結果は…もちろん素晴らしかったです!
面白いし、楽しいし、ここまで大勢の観覧者を巻き込めるプレゼンテーションはすごいなと勉強になりました。
(個人的にですが、スライドにハリボテエレジーが出てきたのは沸きました。馬最高。)
他の出場者の方々も、各地のkintone hiveの時に比べ、スライドや内容を編成し直しているようで、中には心揺さぶられるお話もありました。
そして優勝者はなんと…
株式会社ワイドループの川咲さんでした!!
本当におめでとうございます!感無量です〜!
Figure 6: 弊社の名前をたくさん出してくださり、ありがとうございました!
Summary
初めて参加者として訪れたCybozu Days 2024はその豪華さに圧倒されましたが、同時に知らないことが多すぎて、自らの未熟さを改めて痛感しました。
しかしそれと同時に、まだ知らなかったkintoneの良さを発見できただけでなく、どんどん進化し続けるIT業界の凄みも感じることができました。
今回のブログでは大まかに2日間の様子を個人的な所感からお伝えさせていただきましたが、11月29日にgusuku Ashibinaa TOKYOにて行われます、きみのまほろば〜 其の七「Cybozu Days 2024 報告会」にて2日間の様子や書き切ることが出来なかった内容を、もっと詳しくお伝えさせていただきます。
ご都合のよろしい方は是非お越しくださいね!(私自身はすでに大変緊張していますが…)
長くなりましたが、ご高覧いただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
- 雪山籠りからSIチームの新卒エンジニアへ
最新の投稿
- kintone2024年11月12日Recap of Cybozu Days 2024
- kintone2024年7月12日入社して2年目の私が見たkintone hive 2024 tokyo
- kintone2023年7月11日入社して3ヶ月の私がkintone hive tokyo 2023を見に行ってみた