絶対に1回で合格したかった私のKME(カイゼンマネジメントエキスパート)受験記 🎓

公開日:2025-01-29

こんにちは!
カスタマーリレーションチームの、おおのです。

今回は、私が2024年8月10日に受験し、無事一発合格したカイゼンマネジメントエキスパート試験(KME)について、勉強の進め方や気づいたことをシェアします。受験を迷っている方やこれから挑戦しようと思っている皆さんの参考になれば嬉しいです!🌟

KMEとは?については、公式ページをご覧ください★

なぜ私がKMEの勉強を始めたか?

お客様とお話している中で「継続的な業務改善をどう進めればいいか」「業務改善が少しずつ進んできたので次のステップに進みたい」といったお悩みをお聞きすることがあります。

そんなときに参考にしたいのが『kintoneで継続的な業務改善をするための道しるべ kintone SIGNPOST』(以下、SIGNPOST)ですが、これを「読んでみてください」とご紹介するだけではなくて、その考え方を自分なりの言葉で伝えられるようになりたい思ったのがきっかけです。

また、弊社の提供サービス「キミノマホロ」はSIGNPOSTに準拠しているので、SIGNPOSTの学習は、自社サービスの理解を深めることにも繋がります。

kintone認定資格はアプリデザインスペシャリストまでは保有していたので、さらにレベルアップしたいという気持ちもありました💪

勉強開始時期:2024年7月 📅

勉強を始めたのは試験の1ヶ月前。まずは自分に必要なステップを整理しました。

1.とにもかくにもまずシラバスを熟読📄

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の精神で、まずはKMEってどういうことが問われる試験なのか?を把握します。

2.SIGNPOSTを一読 📘

Web版でも閲覧できますが、私は冊子を購入してじっくり読み込みました。出てくるパターン名にはマーカーを引き、ポイントをおさえながら読み進めます。

3.パターンをたたきこむ 🧠

暗記にはマーカーアプリを活用。目次を取り込んで、毎朝と夜に復習しました。サブタイトルも理解を助ける大切な要素なので、苦手な項目はサブタイトルごと覚えるようにしました。

4.各パターンのポイントを自分なりにまとめる 💻

学習用のkintoneアプリを作成。パターンごとにレコードを作り、自分なりの言葉でポイントをまとめます。関連する「パターン実践ガイド」のポイントも忘れずまとめて登録します。

試験では論述文字数が指定されるので、ポイントをまとめながら文字数をカウントして、どの程度の分量を書くと何文字になるのかという感覚も同時に鍛えました。アプリを活用することで、学習効率がアップしたと思います!

5.実績登録のテーマを意識しはじめる 🏆

試験では具体的な業務改善実績が求められるため、自分の取り組みを整理しました。シラバスには論述テーマが記載されています。「何をどのように伝えないといけないのか」をしっかり理解したうえで、実績をまとめることが重要です!

6.先駆者の体験記やブログを読む 🌐

他の方の体験記やブログも大いに参考にしました!以下は読んだ順です。

・つっきーさんのブログ「対策の工夫で差がつく!kintone 認定エキスパート資格試験

・こたけさんのブログ「カイゼンマネジメントエキスパート試験受けてみた

同じタイミングで受験されたお二人のブログです。学習初期に読み、勉強法の参考にさせていただきました!

・飯塚洋平さんのブログ「kintone認定エキスパートで日本一になって学んだこと

実績登録ってどう組み立てていくべき?と迷っていたときに出会ったブログ。端的にまとめるテクニックなど、参考にさせていただきました。

・R3のコラム「勝手にkintone SIGNPOST解説

他の切り口での解説を読むことでSIGNPOSTの解像度を高めることができました。自分で説明するときの参考にもなります!

7.社内Slackチャンネルで質問 💬

勉強中の疑問や不安や悩みは、社内のSlackで壁打ち。同じように試験勉強を頑張る仲間と議論することで理解を深めることができました。何より、精神的な支えにもなり、本当にありがたかったです!

試験2週間前:アウトプットを重視 ✍️

試験直前は、アウトプット中心の練習に切り替えました。

1.各パターンのポイントを何も見ずに書く練習

アプリにまとめたポイントを何も見ずに書き出し→自己採点を繰り返しました。
冊子にマーカーをひいたパターンにしっかりと触れられているか?などを基準に自己採点し、気が落ち着くまでアプリ上でひたすら論述練習です。

2.実績登録の練習

あらかじめ論述テーマに沿って用意しておいた内容を、こちらも何も見ずに書き出す練習です。これは100%備えることができるので、しっかり準備します。

直前期:最後のあがき ⚡

試験1週間前は上記に加えて、SIGNPOSTの読み直しも行いました。自分でまとめたポイントからこぼれ落ちている内容があってはおそろしいので、再度しっかり原典にあたります。

試験当日と振り返り 🖊️

いよいよ試験本番!

端末?によって変換が指定回数しかできないというトラブルにもしっかり見舞われましたが、スタッフの方にお伝えするときっちり対処いただけるので焦らなくて大丈夫です(テストセンターで受験しました)。

はじまればとにかく時間との勝負ですが、書く練習を重ねていたことで、なんとか最後まで走りきることができました。ただ、なにせ140分の試験なので、終わった頃には緊張と疲労で全身が痛みます。しかもKMEはその場で結果がわからないので、まったくない手応えとともにぐったりして帰宅しました。

後日送られてきた結果は無事合格⋯!短期間で詰め込んだ知識は忘れがちなので、これからもたびたびSIGNPOSTを読み返してしっかり定着させたいと思います。

おわりに 🌟

次回の試験申し込みは1月8日から開始しています!(すでに埋まってしまっているかもしれませんが、空きが出たら予約ができます)

実はもともと2024年2月の試験を受けようと思って少しずつ準備をしていたのですが、「受験しよう!」と心に決めた頃には時すでに遅しで満席に⋯。改めて8月受験に切り替えてスケジュールを引き直して勉強しなおしたという経緯もあり、絶対に1回で合格したかったので、本当によかったです。

人気の試験なので、早めに申し込むことをおすすめします!

この記事が皆さんの挑戦を後押しできれば嬉しいです💪

投稿者プロフィール

大野あずさ
大野あずさ
カスタマーリレーションチームで活動しています!