高機能ルックアッププラグイン

公開日:2017-10-27

概要

標準のルックアップでは出来ない、表示フィールドの値で絞り込んでのルックアップが出来ます。
フィールドタイプによって絞り込み条件が変わりますので、色々な絞り込み方を選ぶことができます。

標準機能のルックアップの例

標準のルックアップでは、取得を押す際にルックアップ元のデータ値で絞り込むことが可能ですが、アプリの設定で事前に決める必要があります。

ルックアップ元が社員マスタの場合に、部署名が営業部のレコードだけを表示する例


ルックアップ元が社員マスタの場合に、部署名が営業部のレコードだけを表示する例

しかし、ルックアップ先のフィールドの値で自動絞り込みは出来ません。絞り込むにはルックアップの一覧表示画面から操作をする必要があります。

手動で絞り込み条件を変更


手動で絞り込み条件を変更

プラグインの例

このプラグインを使うと、自動で絞り込む事が出来ます。

絞り込み条件の入力例


絞り込み条件の入力例

絞り込み一覧表示


絞り込み一覧表示

なお、絞り込み条件は「次のキーワードを含む」と同じになります。詳しくは公式サイトの説明もご覧ください。

検索キーワード入力時の注意事項

絞り込みフィールドタイプの違い

絞り込みに指定するフィールドタイプによって条件が変わります。
主なケースは次のようになります。

代表的なフィールドタイプの例


代表的なフィールドタイプの例

文字列(1行)・文字列(複数行)・添付ファイル:「次のキーワードを含む」

ラジオボタン・ドロップダウン:「次のいずれかを含む(1つのみ)」

チェックボックス・複数選択・ユーザー選択・組織選択・グループ選択:「次のいずれかを含む(複数選択)」

それ以外の場合:「=(等しい)」

また、絞り込みの対象となるフィールドタイプは別にすることも可能なので、以下のような設定が出来ます。

顧客名を入力値で絞り込みたい
・文字列(1行)→文字列(1行)

社員名簿を支店名で絞り込みたい
・組織選択→ラジオボタン

案件の状態で絞り込みたい
・チェックボックス→ラジオボタン

ただし、文字列(1行)・文字列(複数行)・添付ファイルのフィールドタイプの場合、ルックアップ元で指定できるフィールドタイプはこのページの「フィールド、システム識別子ごとの利用可能な演算子と関数一覧」の「利用可能な演算子」に like が記載されているフィールドタイプに限ります。

補足

ルックアップを取得する際、該当するレコードが1つだけの場合は、一覧のダイアログは開かずに値が直接入ります。

また、該当するレコードがなかった場合は、アラートが表示されます。

プラグインインストール方法

プラグインファイルをダウンロードし、kintone管理画面からインストールします。

ダウンロードはこちらから→プラグインファイルダウンロード

インストール手順は公式サイトをご確認ください→プラグインのインストール方法

プラグイン設定方法

標準のルックアップと同様の設定内容をJSONで記述します。各項目には設定例が書かれていますので参考にしてください。

入力した文字に間違いがある場合は、保存時にエラーが表示されます。この例では最後の } が抜けています。

プラグインのお試しについて

プラグインは課金なしでもお試しとして全機能をご利用いただけます。
お試し期間中は、画面切り替えやルックアップ取得時にアラートが表示されます。

購入について

プラグインは、1サブドメインにつき**¥98,000(税別、買い切り料金)**となります。ご購入後1年間のみ、3回のメールお問い合わせサポートが可能です。

問い合わせのフォームは 公式サイトのお問い合わせ からお願いします。

有償版のご購入は 公式サイトの購入フォームからお申し込みください。

購入手続きが完了すると認証コードをメールでお送りいたします。プラグイン設定画面でご入力いただくとアラートは出ないようになります。

制限事項

絞り込みで指定できる条件は1つまでです。
ダイアログの画面から絞り込み条件を追加することは出来ません。
ブラウザからの登録以外(CSVインポート、REST API)ではルックアップ処理はされません。

更新履歴

Ver1.0.0 リリース

投稿者プロフィール

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"サイボウズ公認kintoneエバンジェリスト
Customineでも色々とやってます"