kintone✕カスタマインで関連レコードをもっと便利に!誰でも簡単に出来るカスタマイズ事例5選

公開日:2025-03-31

こんにちは。たまこです。カスタマインでのカスタマイズ事例シリーズ第3弾です。(前回記事はこちら

今回は、kintone(キントーン)の「関連レコード」がもっと便利になるカスタマイズについてご紹介します。

「『カスタマインがあればなんとかなる』って聞いたけど、具体的にどんなことができるの?」、これからkintone✕カスタマイン活用を考えている方のお役に立てれば嬉しいです!

kintoneのルックアップとは

関連レコード一覧とは、レコード詳細画面に「条件に一致したレコード」を一覧表示できる機能です。ほかのアプリ、同じアプリのどちらのレコードも表示できます。
たとえば、顧客データと案件データを別々に管理している状態で、顧客に紐づく案件データをまとめて見たい場合などに便利です。

関連レコードの詳細を見たい場合は、ワンクリックで参照先レコードにジャンプできるので、画面を切り替えて検索する必要がなくなります。また、参照先のレコードを更新すると、関連レコード一覧のデータも更新されます。

カスタマインとは

カスタマインとは、kintone の「できない」を「できる」に変える、kintoneノーコードカスタマイズサービスです。画面上で「やること」と「条件」を選んで組み合わせるだけ!難しい開発の知識は不要です。プラグインでは難しい、業務に合った柔軟なkintoneカスタマイズをプログラムを書かずに実現できます。400種類以上の「やること」がありますので、kintoneでやりたくなるカスタマイズは、カスタマイン1つで9割解決できちゃいます!

kintoneで関連レコードを利用するシーン

kintoneの関連レコードを活用するシーンとして以下のような業務・アプリが挙げられます。関連レコードを使うメリット・デメリットを理解したうえで利用するのがオススメです。

  • 顧客管理に案件一覧を表示する
  • 案件管理に外注発注一覧を表示する
  • 社員名簿に人事異動履歴を表示する   等

■kintone✕カスタマイン✕関連レコードで誰でも簡単に出来るカスタマイズ事例5選

関連レコードは、kintoneの基本機能だけでも大変便利な機能です!しかし、カスタマインを使うことでもっと使いやすくすることができます!今回は、誰でも簡単に出来るカスタマイズ事例を5つ厳選してご紹介します。

1.関連レコードを集計(最大値・最小値・平均値など)したい

kintoneの基本機能でできることは、「関連レコード一覧を表示」するだけです。例えば、顧客管理アプリに、案件管理アプリの関連レコード一覧を表示するように設定しても、「案件は何件あるのか」「受注金額の合計はいくらか」などを知りたいとき、顧客管理アプリで確認することはできません。
カスタマインでカスタマイズすれば、関連レコード一覧の情報を自動でリアルタイムに集計できるようになります!
簡単な設定で集計できるものもあるので、業務効率の大幅アップが期待できるでしょう。

2.テーブルデータも関連レコードで見たい

関連レコードの機能では、テーブル内のデータは表示することはできません。
カスタマインであれば、「スペースフィールド」を利用することで、指定した条件のレコードのデーブル内データを含めたデータ一覧を表示することができます。また、関連レコード一覧は、スマートフォンの画面で見ると、1レコードのデータが1フィールドずつ縦に並び、非常に見えにくくなります。しかし、さらに、こちらのカスタマイズで表示されたレコード一覧は、スマートフォンの画面でもパソコンの画面と同じように見えますので、スマートフォンでもkintoneをよくご利用される方にも大変オススメです!

3.関連レコードの内容で、レコードの内容を更新したい

例えば、案件管理アプリに関連レコードとして、活動履歴の一覧を表示していたとします。その場合、「この案件でいつ最後に活動したのか」という情報は関連レコードを見れば確認することはできますが、「1ヶ月以上活動できていない案件」のような絞り込みをすることはできません。また、関連レコードの設定の有無に関わらず、案件の受注角度や受注予定日は、活動履歴アプリからは編集することはできません。そのため、活動履歴を入力した後、もしそれらに変更がある場合は、案件管理アプリの編集もする必要があります。
これらのお悩みについても、カスタマインでまとめて解決することができます!

4.関連レコードを表示しているアプリ内のフィールド値を使って関連レコードを検索・絞り込みしたい

関連レコードの設定には、「さらに絞り込む条件」の設定をすることで絞り込みの設定が可能です。
しかし、関連レコードの設定をしているアプリ内のフィールドの値を使って、動的に絞り込みを行うことができません。
2で紹介したカスタマイズを使うと、フィールドの値を使って、動的が絞り込み(検索)が可能となります。

5.関連レコードをレコード一覧に表示したい

一覧の設定では、関連レコード一覧を表示するフィールドとして指定することができません。
また、カスタマインとしても、「関連レコード一覧を一覧に表示する」というような機能はございません。
しかし、ちょっと工夫することでこちらも解決することができます!カスタマインでは、関連レコード一覧の内容をテーブルに書き出すことが可能です。テーブルに書き出された関連レコード一覧のデータは、カスタマイズによって一覧画面に表示することが可能です!テーブル自体は追加・編集・詳細画面では不要なフィールドのため、非表示にしておくことでユーザーを混乱させることもありません。関連レコード自体がどんどん増えていく、という場合は、「最新データから最大5レコード分のみ」などを指定して、テーブルに書き出すことも可能ですよ!

ご紹介したカスタマイズについて

今回ご紹介したカスタマイズはあくまでデモ用に設定してみました。カスタマインでは、「条件(カスタマイズが動くきっかけ)」も自由に設定できます!ぜひ、あなたの業務にぴったりなカスタマイズをお試しください!

どんな条件があるのか気になる方は、『ドキュメントサイト』をご覧ください。

また、詳しい設定方法は、『サポートサイト』で確認できます。今回ご紹介したカスタマイズ以外にもたくさんのTipsをご紹介しています。是非検索してみてくださいね。

できることをもっと知りたい

今回は、ルックアップに関するカスタマイズの中から5つをご紹介しました。「できることをもっとたくさん知りたい!」という方は、『gusuku Customine お手軽体験 ~きっとほしいが見つかるデモ100~』をご覧ください。実際のkintone画面でカスタマイズ100種類をご確認いただけます!

最後に

いかがでしたか。今回は、関連レコードを便利に活用する事例5選を紹介しました。気になるカスタマイズはありましたか?次回は「こんなこともしたいけど、できるかな?」等ありましたら、フリープランでお気軽にお試しください!

また、「こんなシリーズで事例○選が知りたい!」などありましたら、リクエストお待ちしています。

画面のカスタマイズ、自動処理(バッチ)、帳票出力といった「kintoneの”できない”を”できる”に」
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たまこ
カスタマーリレーションチームにおります