キントーンでガルーンの電話メモを実現する方法

公開日:2017-11-08

Cybozu Days 2017 tokyoのkintone hackでご紹介した、ガルーンの電話メモ相当の機能をキントーンで実現する方法をまとめています。

ガルーンの電話メモについてはこちらをご覧下さい。

kintoneで作った電話メモアプリ


kintoneで作った電話メモアプリ

  • キントーンのスタンダードコースが必要です
  • 問い合わせは受けておりませんので、ご利用についてはご自身の判断と責任において行ってください

ここからは手順を説明します。

1. kintoneにアプリテンプレートを読み込みます

アプリテンプレートはこちらからダウンロードしてください。
参考)ファイルからアプリテンプレートを読み込む

2. アプリテンプレートを使ってアプリを作成します

参考)テンプレートからアプリを作成する

3. アクセス権を設定します

「確認しました」チェックボックスは宛先のユーザーだけが選択できれば良いので、フィールドのアクセス権で設定を行います。

フィールドのアクセス権


フィールドのアクセス権

今回、レコードの編集権限や削除権限は変えていませんが、必要に応じて権限を設定して下さい。(kintoneの場合、間違えて編集したとしても変更履歴から確認できるので、削除権限を外すぐらいで良いと思います)

4. SendGridの設定を行います

以下の手順に従い、SendGridのアカウント申し込み、プラグイン(sendgrid_plugin.zip)のインストールを行います。
SendGrid APIを使ってメールを送信するプラグインを作ってみよう
※「プラグイン作成の準備」はスキップして、「パッケージの作成」に添付されているプラグインファイル(sendgrid_plugin.zip)をインストールしてください

以上で設定は完了です。

レコードを登録すると、「宛先」に指定したユーザーの「モバイルフォン」に設定されているメールアドレスに、電話メモの内容が通知されます。(送信元も同じアドレスを使っています)

iPhoneにメールが届いたところ


iPhoneにメールが届いたところ

「モバイルフォン」の設定は、アカウント設定画面でユーザー自身が行うか、cybozu.com 共通管理で管理者が実施します。
参考)プロフィールを確認・変更する

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あさが
kintoneを活用したシステム開発(だけ)をやってます。kintone認定資格5冠。