公開日:2019-12-17
毎年参加自体はしていた「kintone Café JAPAN」ですが、今年は運営メンバーとして、開催地も例年と変わり、色々と初めてな感じでの参加となりました。
kintone Café JAPAN 2019
_kintone Café JAPAN 2019について今年も「kintone Café…_kcj2019.qloba.com
例年、Cybozu Daysの翌日(翌々日の時もあった?)に東京で開催してきたkintone Café JAPANですが、今年はCybozu Days 大阪の翌日にサイボウズ大阪オフィスをお借りしての開催です。
Cybozu Daysのセッションとしても
kintone Café in Cybozu Days ~もう一人で悩まない~「繋がるユーザーの輪」
というタイトルで、kintone Caféの紹介や、各支部運営メンバーによるディスカッションも実施されました。
そこでkintone Café JAPANの事を知って申し込まれた方や、近くのCafé開催について問合せされた方、自分でCaféを開催したいという方まで現れ、相乗効果としてとても良い結果に表れたなと思いますし、kintoneの世界に新しい風が吹くきっかけになりそうです。
当日の流れとか
「ゼロ距離」という、全体テーマのもと、「ごちゃまぜ企画」と「解決型セッション」という大きな2軸で構成されていて、例年はユーザ向けセッションや、技術者向けセッションといった形で部屋を分けていたのを、今年はそうした「参加者の役割」や「社内での立ち位置」といった概念をとっぱらって、みんなで一緒になって「kintoneにおけるゼロ距離」について考えようという趣旨のもと、全セッションで参加者全員大きな同じ部屋で通すという試みでした。
特筆すべきは、今後ひょっとしたら二度と実現しないのではないかと思える、ごちゃまぜ企画における言ってみれば競合企業が一堂に会して行われたセッションです。kintone Caféの文化(これまで醸成されたもの)がなければ、あり得ない事なんじゃないかと思います。
そして、「kintone Café in Cybozu Days」でも活躍した「sli.do」を、「kintone Café JAPAN」でも利用し、SNSと共にとても盛り上がりました。
kintone Café JAPAN 2019 まとめ
_2019年12月7日(土)、初の大阪開催!今年のテーマは[ゼロ距離!]_togetter.com
解決型セッションについての回想
「解決型セッション①」では、要件定義~アプリ開発の流れを通して、どうやって距離を縮めるかを、久米さん想像による膨大なる課題実例(かなりリアル)をもとに、モデレータ(久米さん、どりぃ)、パネリスト(富田さん、ゆっこ)、また参加者(sli.do)を交えてのやり取りを通して、会場全体で考えていきました。
そして「解決型セッション②」では、実際にkintoneを導入した後に、社内にどうやって広めていくかについて、モデレータ(かなへい、和田)、パネリスト(キンボウズ[瀧村さん]、じゅりさん)でのやり取りに加え、会場からのコメント(sli.do)を拾いながら、ディスカッションしました。
テーマの内容的にもそうですが、登壇したり発表したりする側(発信者)と、それを単に聞く側(受信者)という距離もなるべく取り払ってしまおうという試みだったので、非常に難しかったというのが本音としての印象です。「闇」というネガティブワードが多く出たのも、皆で全体として真剣に考えた事が伺える結果だと思っています。
受けた印象は人それぞれですし、結論としてどうというよりも、様々な立場の約70名もの人が「kintone」の名のもとに集まり、真面目にあれこれ考える場が生まれたという意味では「やってみて良かった」と言えるのではないかと思います。「面白かった」という声もちらほら聴けて良かった。
ふわっとした依頼に対し、ぶっつけ本番に近い形での登壇にも関わらず、ご自身の経験談など交え、企画推進にご尽力いただいたパネリストの方々には、改めて感謝したいです。
お疲れ様でした&ありがとうございました!
1年間、本当に頑張ってこられた実行委員長(前田さん)によるまとめと、来年の開催について
昨年のkintone Café JAPANにて、指名を受け、今年の開催まで本当に尽力された実行委員長の前田さんによるクロージングセッションでのまとめをもって、企画は全て終了となりました。
※前田さんはエバンジェリストとしてますます活躍の場を広げられます
kintone Caféに、運営としても、いち参加者としても、いくつかの地域で参加させて貰っていますが、毎回「kintoneでなければこの熱量を持ったコミュニティの文化は出来あがっていなかっただろうな」と、思います。
サイボウズの中の人(参加者)にお聞きしてみても、こうした未来を「はじめから狙って」今がある訳ではなく、いつの間にかこうなっていたとのことで、「kintoneを広く知って貰いたい」と、コミュニティとしての文化を築き上げてこられた先達の方々による成果の大きさ感じます。
kintoneが広く認知されるようになり、コミュニティとしてのCaféにも、新しい風がどんどん吹いてきている、そう感じる事の出来る、良い開催になったのではないかと思えます。
願わくば、この流れに乗って全国各地(各支部)でkintone Caféの盛り上がりを見せますように。
なお、次回の実行委員長には私と一緒にセッションのモデレータを担当した「かなへい」が任命され、快諾となりました。
他にも、フレッシュなメンバーが多く立候補される形での構成になり、期待と夢が膨らみます。
2020年オリンピックイヤーとなる来年も、
素敵なkintone Café JAPANが開催される事になりそうです。
皆さんと共に、素敵な時間を共有出来た事に感謝して。
ありがとうございました。また、来年お会いしましょう~ ヽ(=´▽`=)ノ
投稿者プロフィール
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"kintone「かかりつけ医」「伴走者」「よろず屋」 kintoneに関する提案、構築、相談など幅広く色々やっています。
元ユーザという事もあり、お客様に近い距離でのやり取りを主な生業としています。"
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