公開日:2025-01-16
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こんにちは。たまこです。今回は、kintone(キントーン)の「テーブル」がもっと便利になるカスタマイズについてご紹介します。
「『カスタマインがあればなんとかなる』って聞いたけど、具体的にどんなことができるの?」など、これからkintone✕カスタマイン活用を考えている方のお役に立てれば嬉しいです!
■kintoneのテーブルとは
kintoneのテーブルとは、レコード登録・編集時に、入力内容の増減に応じて、行の追加や 削除ができる機能です。 フィールドを配置して1行にまとめたもので、必要に応じて、行を増やせるので、複数の入力内容を一覧で管理するのに便利です。たとえば「注文管理」アプリにテーブル機能を利用すると、注文内容にあわせて 必要な分だけ注文商品の行を追加できます。なお、以前はサブテーブルと呼ばれていました。ですのでkintoneに関する古い記事にはサブテーブルと書かれているものもありますが、テーブルと同じものです。
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■カスタマインとは
カスタマインとは、kintone の「できない」を「できる」に変える、kintoneノーコードカスタマイズサービスです。画面上で「やること」と「条件」を選んで組み合わせるだけ!難しい開発の知識は不要です。プラグインでは難しい、業務に合った柔軟なkintoneカスタマイズをプログラムを書かずに実現できます。400種類以上の「やること」がありますので、kintoneでやりたくなるカスタマイズは、カスタマイン1つで9割解決できちゃいます!
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■kintoneでテーブルを利用するシーン
kintoneのテーブルを活用するシーンとして以下のような業務・アプリが挙げられます。テーブルを使うメリット・デメリットを理解したうえで利用するのがオススメです。
- 見積書/発注書/請求書等の明細
- 経費精算の内訳
- タスクチェック
- 製造に必要な材料管理
- ちょっとした履歴 等
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■誰でも簡単に出来るカスタマイズ事例5選
kintoneの基本機能だけでも大変便利なテーブルですが、カスタマインを使うことでもっと使いやすくすることができます!今回は、誰でも簡単に出来るカスタマイズ事例を5つ厳選してご紹介します。
1.テーブル内の数値を条件ごとに合計/集計したい(SUMIF関数を使いたい)
kintoneには、SUM関数はありますが、SUMIF関数はありません。基本機能でも、IIF関数とSUM関数を組み合わせることで、テーブル内の数値を条件ごとに合計することは可能です。(kintoneヘルプ:kintoneにSUMIF関数はありますか?)
ただし、この方法では、条件となるフィールドごとに計算用のフィールドが必要です。そのため、テーブルが横に長くなる可能性があります。
カスタマインであれば、不要なフィールドを追加することなく、条件ごとの集計が可能です。
2.マスターアプリのテーブルデータもルックアップで取得したい
kintoneの基本機能では、ルックアップでテーブルのデータを取得することはできません。
カスタマインであれば、テーブルのデータもマスタアプリから取得してくることができます。また、カスタマイズ次第では、取得したいテーブルデータを選択して取得することも可能です。
3.テーブルデータを日付順や金額順などで並べ替えしたい
レコード一覧画面では、フィールド名をクリックすることで並べ替えが可能です。また、関連レコード一覧は、関連レコード一覧の設定画面にて「レコードのソート」を設定することで並び順が指定できます。
しかし、テーブルデータは上記のように並び順を指定することはできません。
カスタマインであれば、こちらのお悩みも解決できます!
4.テーブル内フィールドも関連レコード一覧で表示したい
関連レコード一覧設定では、表示するフィールドにテーブル内のフィールドを指定できません。
カスタマインであれば、関連レコードのテーブルデータも関連レコードのように表示することができ、関連レコードと同じように、レコードへのリンクアイコンから該当のレコードの詳細画面へ遷移することも可能です。
5.テーブルへ一括で入力したい
見積書や発注書を作成する際に、1行1行入力するのが面倒だなと思ったことはありませんか。1行目を入力する→テーブルの行追加ボタンを押す→2行目を入力する・・・というように入力していきますよね。「それが普通なので、面倒とは思ったことないですが・・・」という声も聞こえてきそうです。
当たり前だと思っていた入力方法も、カスタマインがあれば、もっと便利になりますよ!
■ご紹介したカスタマイズについて
今回ご紹介したカスタマイズはあくまでデモ用なので、全てボタンを押したらカスタマイズが動くように設定してみました。カスタマインでは、「条件(カスタマイズが動くきっかけ)」も自由に設定できますので、あなたの業務にぴったりなカスタマイズが可能です!
どんな条件があるのか気になる方は、『ドキュメントサイト』をご覧ください。
また、詳しい設定方法は、『サポートサイト』で確認できます。今回ご紹介したカスタマイズ以外にもたくさんのTipsをご紹介していますので、是非検索してみてくださいね。
■できることをもっと知りたい
今回は、テーブルに関するカスタマイズの中から5つをご紹介しました。「できることをもっとたくさん知りたい!」という方は、『gusuku Customine お手軽体験 ~きっとほしいが見つかるデモ100~』をご覧ください。実際のkintone画面でカスタマイズ100種類をご確認いただけます!
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■最後に
いかがでしたか。今回は、kintone✕カスタマインで、テーブルをもっと便利に活用する事例5選をご紹介しました。気になるカスタマイズはありましたか?「こんなこともしたいけど、できるかな?」等ありましたら、フリープランでお気軽にお試しください!
また、「こんなシリーズで事例○選が知りたい!」などありましたら、リクエストお待ちしています。
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投稿者プロフィール
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