公開日:2020-03-17
コロナ対策のため、急遽Youtube上でのライブ配信が決まった kintone hive nagoya vol.4。オンライン参加に切り替えた人も多くいたようですが、Customineユーザーである坂井海苔店 坂井さんの勇姿を現地で見なければ!と思い、現地に赴くことに。
尚、すでにとぅぎゃられているので、こちらのほうが臨場感はあると思います。
https://togetter.com/li/1473479
オンライン参加者数が、会場来場者数より多かったこともあるのか、Twitterの盛り上がりすごかったなという印象ではありました。
去年も実は nagoya 参戦したのですが、副鼻腔炎と花粉症併発からの病み上がりという体調最悪な中参加したので、不完全燃焼でした。
今回は幸いにも体調が悪くなくて良かったなと思います。コロナの一件はあるにしても。
今回のkintone hive nagoyaですが、オンライン参加者数と、会場来場者数のトータルは、前回の参加者を大きく上回ったらしいです。
会場の1/3は空席ではあったのですが、その分オンライン視聴が多く、かつ物理的距離が遠くて本来参加ができなかった人も結果的に視聴することができ、Twitter上も #kintonehive のハッシュタグで溢れかえっていました。
一時トレンド入りもしてたっぽい?
ここからはダイジェストでお送りしたいと思います。
オープニング
サイボウズの吉原さんのご挨拶から。
kintoneの現契約社数が14000社超えたらしい。
kintone hiveの歩き方
kintone hive は一方向のセミナーではない。
とにかく以下のポイントを念頭に参加するときっとメリットがある。
- すごいアプリを作ることがゴールではない
- 発表を聞いてカイゼンの引き出しを増やす
- hiveの場の体験を社内外でアウトプットする
今回の事例発表は以下の6社が登壇されました。
- 坂井海苔店 坂井さん
- F.テクノ 伊藤さん
- アミックスコム 安藤さん
- サクラ印刷 松井さん
- たけひろ建築工房 堀さん
- ホットファーム 梅林さん
坂井海苔店 坂井さん
Excelによる作業の負担や属人化した業務
商品数増加により管理が煩雑に
Airレジの導入からkintoneを知る。
kintoneで工程管理(受注〜出荷)・在庫・仕入管理をシステム化。
工程管理:KANBANを使って視覚的に見やすく。
在庫・仕入管理:Customineを使ってデータコピーや作業日報との連携を
アプリが使いやすいかをヒアリング → 意見が反映されるようになる → みんなで業務改善するという風土が出来始める。
坂井海苔店さんにとってのkintone
- 業務の標準化
- 意識のギャップ埋め
- チームワークの向上
kintoneは肌触りがいい
海苔屋さんだけにノリノリ
F.テクノ 伊藤さん
kintoneに関わり出してから「案件の把握」にとにかくこだわる。
案件を記憶で管理→案件数が多くて漏れが発生。
社長から青い雲をすすめられた。
コムデックさんからkintoneがあることを聞く → コストの安さからkintoneを採用。
案件状況の把握 → KANBANで解決
見積〜売上管理をAPI連携によりkintoneの関連レコードで表示。
自分でできない部分は社外の誰かにお願いする。
kintone導入して良かったこと
- 請求の漏れや遅れがなくなった
- 税務署とも正確に話ができる
アミックスコム 安藤さん
たったひとつのkintoneルール。
kintoneおじさん
紙での仕事。ミス対策も紙。負のスパイラル。
救世主はkintone界隈の両巨塔。
ジョイゾー四宮琴絵さん(こっちゃん)
コラボスタイル松本洋介さん(よーちゃん)
kintoneやるなら早くやれとハッパをかけられた(言い方)
カレンダーPlusで案件管理。
棚卸し管理をサティライズさんに依頼。
kintoneは60点で今すぐスタート。
現場に導入しやすい・現場で変えやすい・現場が参加しやすい
人は「変えたくない」のではなく**「変えられたくない」**
サクラ印刷 松井さん
得意先属人化問題。採算性問題。
案件ごとの時間管理がされていない。正確なコストがわからない。
時間工数を入力する日報をカレンダー形式に変更 → KOYOMIを採用
基幹システムやアプリ間連携 = krewData
タイムリーに直感的に可視化 = krewDashboard
UIをリッチに
蓄積されるデータを元に得意先をランク分け
明確な指標をもって業務改善を行う
たけひろ建築工房 堀さん
座右の銘は「頑張らない」
kintone導入時には導入相談カフェに行った。
まずは小さく顧客台帳・業者台帳・顧客対応の3アプリからスタート
気づいたこと
- アプリは完成しない
- 環境が変わればしくみも変わる
- 運用面の整備が必須
2年連続の利益率マイナスからのkintoneと努力で+7%増
社長「ないものは作る」
ホットファーム 梅林さん
静岡県浜松市からの参加
農業×福祉
メモはデータになって情報になる。
Excelのコピペで手がつる。
kintoneアプリは作って捨てられる。
残っているのは5アプリ
気をつけていること
- システムと広告は麻薬
- アナログを否定しない
- カタカナに頼らない
IT化がすべてではない。
作業の分解と再構築に注力。
kintoneにデータを蓄積 → 作業準備の予測ができるように
導入してわかったこと
- データやグラフを見てわかるようになる(誰でもわかる)
- 人は簡単に簡単な方へすぐ折れる
After hive!
これまでkintone hackと呼ばれていた枠は、今年から各地域によってそれぞれ企画が異なるのだそうです。
名古屋では、After hive!と題して、過去の kintone hive スピーカーに再登壇してもらい、後日談を聞くというものでした。
過去のhiveの時から変わった部分などは、参加者も興味があるところだと思います。他の地区のスピーカーさんの話も是非聞いてみたいですねー。
今年の kintone hive 中部地区ファイナリストは?
kintone hive 中部地区代表はkintoneおじさんこと安藤さん!
おめでとうございます!
今週は kintone hive sendai vol.3 にオンラインで参加です!