公開日:2018-03-02
VMUGもROCK STARな何かが…
どりぃとVMwareの関係
前職はVMware vSphere ESXiのようなVMwareの所謂『traditionalな』製品を使ってクラウドを構築していました。
http://ascii.jp/elem/000/001/542/1542856/
でもそれだけでは良質なサービスは提供できません。エンジニアたるもの常に新しいサービスにアンテナを張るのはある種の責任とも義務とも言えるようなものです。
そう一応当時は現場でエンジニア業をしていた。今は…?
と、自分のノウハウの蓄積のために他のVMware関連の製品知識を自主的に学びたいとVMUG関西部会に参加していたのが⚫年前。。。
まだ大阪で開催されていたのもvForumではなくvSSだった頃、初のVMUGセッションが設けられ、実は登壇させてもらったりしたのもいい思い出です。
http://www.vmware-usergroup.jp/vss2014.html
現職になって業務ではVMwareから完全に離れてしまい、しかし(何故か)VMUGには籍を置き続けているので、たまーにオフサイトミーティングに参加したり、今回のように⚫年来の念願だったUserConに参加したりとしているわけなんですが。
正直活動報告とかイベントやウェビナーくらいしか追えていない現状があります。
VMUGってそもそも何なの
**VMUG(ブイマグ)**って名称すら知らない人が大半だと思うので簡単にご紹介です。
VMwareのユーザー会がVMUGです。
部会は全部で5つ。関西部会以外は東京で開催されています。
他のベンダーコミュニティと比べてみても、特に首都圏に集中しているイメージ。
関西含め地方ではなかなかマーケット的に広がりにくいのかなと思います。
- 中小規模向け仮想化部会
- 仮想インフラ部会
- プライベートクラウド部会
- デスクトップ仮想化部会
- 関西部会
VMwareのユーザーという条件がありますが、条件さえクリアしていれば部会には参加できます。
当時ユーザーというには非常に微妙な立場だったんですが、中の人に詳しく聞いてみるとディストリビューターとかでない限りは特に申込の制約はないとのこと
ユーザー主体の勉強会への参加は、VMUGが初めてだったかもなぁと思う。
個人的に困るのは、開催が平日日中というところ。
業務との兼ね合いでなかなかそのためだけに時間を取って抜けるということが難しい実状( ;∀;)
「懇親会おいでよー」と誘ってくれる旧知のメンバーもいて非常にありがたいのですが、なぜかそんな時に限って先約とか他の予定が入ってたりして最近タイミングがあいません。。
VMUGの総会 〜VMUG UserCon
VMUG UserCon 2018の会場は成城大学
今回参加しているVMUG UserConは、年に1回、日本ではこの時期に開催されているVMUGの総会です。
各部会ごとにスピーカーを選出しての発表や、製品のアップデート、来年度の活動方針などジュアルに聞くことができる場です。
vForumなどのように公式のカンファレンスではなく、VMwareのユーザーのための場。
とはいえ、無条件に誰でも参加できるようなオープンなカンファレンスではありません。
VMwareのユーザー会であるVMUGのメンバーであること、またはVMUGのメンバーと同じ会社だったり同じ業務に携わっている人というような制約があります。
なのでまだまだクローズドなイメージ。部会への参加メンバーを増やしたいと言うわりには外から見ててもそこまでVMUG自体の存在をアウトプットしている印象はほとんどなく、身内(パートナーだったりパートナーと繋がってるユーザーだったり)で盛り上がってる感がまだ否めないかなーというイメージです(事務局の人ごめん
Facebookページなどで活動報告は上がりますが、興味がある人やユーザー会の存在を知ってる人じゃないと主体的に見ることはないんじゃないかな…
VMUGをはじめとしたいくつかベンダーコミュニティには参加経験がありますが(JAWS-UGやkintone Caféも然り
そのような他のコミュニティと比べた時にVMUGはどうだろうということを考えてみました。
※あくまでどりぃの主観なので正解はないです。
その1:服装
これな。vSSのどりぃの登壇写真見てわかる?スーツコスなんですよ。
普段仕事では私服でしたが、当時VMwareのカンファレンスやイベントに行く時はオフィスカジュアルな格好をあえて選んでいたと思う。
その中にワンポイント自分らしさは入れてましたけど!アイデンティティ大事
VMwareってなんだかんだ今でもエンプラ向けのイメージが拭えないので、たぶんなめられないようにという自分なりの心構えだったんじゃないかと思う。
でも全般的に他のコミュニティでも規模の大きいイベントやカンファレンスは数年前に比べてスーツ率が増えたなと感じています。
その2:参加目的
VMUGは**「VMwareのユーザーであること」**が条件です。
やっぱり現場でVMwareを使っていて、意見交換をしたいとか、同じような立場の人と知り合いたいとか苦しみを分かち合いたいとかあるある話をしたい!みたいな人がけっこう多いなーと思っていました。
VMwareの中の人も来られたりするので、アップデート内容や開催されたイベントの報告をいち早く聞きたいという人も。
わたしは現場でやっていた頃は後者の目的が強かったかな。技術を知りたかったということがありました。
あとは公には聞けないことも聞けたりすることも…?おっと誰かきたようだ
その3:重鎮率高い
えっと、ダンディなおじさま達の比率高いです!初期の頃からVMware使ってますみたいな。
女性?他のコミュニティと比べてもまだまだ少ないです。
ちょっとしたチラ裏的な
そもそもVMwareの導入の手軽さもまだまだだなぁというのと「ちょっと使ってみよう」がやりにくいんですよね。。。
実際にVMwareを採用する確度が高くなってこないと使い倒せないというか。
無償の評価環境であるハンズオンラボはだいぶ充実してきたとは思いますが、時間帯によってはレイテンシも起きたりとか、もうちょっとここ突っ込んで知りたい!っていう時にはちょっとかゆいところに手が届かない感じもあったりするので。
VMUGメンバーであればVMUG Advantageがあるよーといっても、定価がわりといいお値段するんですよね。。。
こういっちゃうと何ですが、AWSだと無料枠けっこうついてるサービスも多いですし、オンデマンド課金がメインなので**「ちょっと使ってみよう」**的な使い方もしやすいですし、キントーンも**本番で利用しない**という制約つきで無償の開発者ライセンスが利用できます。
そういう意味でVMwareってミニマルな使い方がやりにくいサービスだよなーそういう層へのアプローチってやっぱり考えてないのかなーと思います。
もちろん異論は受け付けますw
でもとりあえずA●azonで普通に購入ができるという書籍をUserConで無償ゲットできたので、あとでしっかり読もうかなと思います。
では、VMUG UserConの会場である成城大学からお送りしましたどりぃでした!(このあと関西部会の発表待ち