公開日:2022-01-25
これを執筆しているのは2022年1月なのですが、2021年からサイボウズさんがキントーンのテレビCMをガンガン流しています。
木村文乃さんがとてもお美しいのと、知っている人には懐かしい桜木健一さんも出演されていますね。
SNSをみていると「ヒョウケイサンってなんやねん」とか「どクラウドの意味がわからん」など色々反応があっておもしろいのですが、肝心の「キントーンってなに?」という話にはピンときていない人が多いのではないかと思います。
この記事では、CMをみてキントーンを知った方に向けて「とてもざっくり」とキントーンとはなんなのかをお伝えすることを目的としています。
ちなみに「どクラウド」は「どまんなかのクラウド」という意味だそうです。クラウドサービスというのは世の中にいっぱいありますが、日本の多くの企業が必要としている機能を提供しているという意味で「どまんなか」なんだと個人的には理解しています。
キントーンってなに?
一言で言うと
キントーンは仕事で扱う情報を、チーム内でスムーズに蓄積・共有するための仕組みです。
じゃぁスムーズにいってない情報の蓄積・共有って?
仕事というのは基本的に情報のやり取りの連続です。その情報のやり取りの中で次のような問題がよく起きます。経験がありませんか?
- あの件ってどうなった?
- あのお客さんの住所ってどこだっけ?
- この書類って誰にだせばいいの?
- この商品ってまだ在庫あるんだっけ?
- 有給取りたいけど上司がテレワークで申請が受理されない・・・
このように、従来紙やエクセルで管理されていた情報は
- 情報の蓄積性
- 情報の共有性
に問題があります。
キントーンによる情報の蓄積
キントーンは、Webブラウザから使うWebデータベースと呼ばれる製品の1つです。普段お使いのWebブラウザ上で情報を入力するとキントーンはデータを蓄積してくれます。
では、入力するべきデータはどうやって決めるのか?
従来はこのデータを入力するページを作るために、システム開発会社に依頼する必要がありました。あるいは、パッケージソフトと呼ばれるソフトウェアを買ってきてコンピューターにインストールする必要がありました。
しかし、キントーンでは次の動画のようにWebブラウザだけで、あなたがデータを入力するページを自分で作ることができます。
このように、Webブラウザだけで利用できる便利なサービスのことをクラウドサービスと呼びます(厳密には違いますが)。
実は情報の蓄積だけであれば「ヒョウケイサン」でもできます。
キントーンによる情報の共有
さて、情報の蓄積の次は共有です。キントーンはチームで使うことを前提に作られているサービスです。ですので、個人で使うような、たとえばおこづかい帳を作ることもできますが、キントーンの実力を発揮できません。
仕事は基本的にチームで行うものです。そして、チームではできるだけ情報が共有されるべきです。情報が共有されていれば、上であげたような問題は起きません。
キントーンは、Webブラウザだけで使えるサービスになっています。ですので、同じように他の人がWebブラウザで同じ情報にアクセスすれば同時に見ることができます。
これによって情報の共有は飛躍的にスムーズになります。 紙を送ったり、エクセルのファイルをメールで送ったりしていませんか?
「いまだにそんな会社あるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これがいっぱいあります。
「ヒョウケイサン」でもできなくはないのですが、Webブラウザ1つでお気軽にというわけにはいかないので、このあたりから「ヒョウケイサン」ではつらくなってきます。
情報を共有したらコミュニケーションが発生する
複数の人が同じ情報をみて仕事をすると、その情報についてのコミュニケーションが発生します。
上司からの指示であったり、同僚間での相談、お客様とのやり取りなど、仕事は情報をコミュニケーションしながらキャッチボールすることで進んでいきます。
キントーンは、情報に付随するコミュニケーションもその上で行うことができるのです。LINEのトークルームが情報ごとについているようなイメージです。
ここまでくると「ヒョウケイサン」ではできない芸当ですね。
なんとなくわかりましたか?
キントーン、なんとなくわかっていただけたでしょうか?もし興味が湧いてきたなら、上のキントーンのサイトに進んでより詳しくみてみてください。
そして、弊社アールスリーインスティテュートは、サイボウズのオフィシャルパートナーでキントーンによる業務改善の多数の実績を保有しています。
キントーンによる業務改善のお手伝いやキントーンをより便利にするサービスを提供していますので、興味を持っていただけたらこのWebサイトを色々みてみてください。