公開日:2025-01-10
ご無沙汰しております〜!
SIグループに所属している青木です。
皆様はどのようなクリスマスとお正月をお過ごしになりましたか?私はというと、蛇が大好きなこともあり、巳年にちなみ蛇モチーフの雑貨を新たに購入し、家に飾っております。(友人には若干引かれてしまいましたが…笑)
さて、今回のブログでは、R3に入社してから初めて人前で話す機会を11月末にいただいたので、その経験をもとに、タイトルの通り「人前で話すことが苦手な私が実践したこと」を具体的にお伝えしたいと思います。是非最後までご一読くださいませ。
きみのまほろば〜とは
まず、皆様は「きみのまほろば〜」というのをご存知でしょうか?
きみのまほろば〜というのは、R3が提供している業務改善サービスである、『キミノマホロ』にかけた、2024年6月から毎月開催されているイベントになります。
毎月異なるテーマに合わせ、参加者の皆様と和気藹々としながら情報共有をするイベントとなっております。
参加費無料なだけでなく、他のイベントと異なり、スナックやドリンクを片手に参加できますので、参加しやすい形になっております。
今後の開催予定などはこちらをご覧くださいませ。
私自身は、2024年11月29日のきみのまほろば〜其の七「Cybozu Days 2024 報告会」にて、私の目線にて「Cybozu Days 2024見聞録」として発表させていただきました。
ここからは私がどんなことを話したのかを簡単に説明させていただきます。
Cybozu Days 2024見聞録
2024年11月29日のきみのまほろば〜其の七「Cybozu Days 2024 報告会」には、9名もの参加者の方が弊社東京オフィスgusuku Ashibinaa TOKYOにいらしてくださり、スクリーンを囲う形でテーブルを設置し、まるでエヴァンゲリオンのワンシーンのような形で始まりました。(Figure 1)
Figure 1: きみのまほろば〜会場の様子。gusuku Ashibinaa TOKYOにて開催しました。
「キミノマホロ」という名前には、平安時代で「まほろば」が「大切な(素敵な)場所」を意味する言葉として使われていたことに由来しています。この名前には、「あなたにとっての素敵な居場所になりたい」という想いが込められています。
そこで、今回の「Cybozu Days 2024見聞録」のスライドには、平安時代なら…と鳥獣戯画をオマージュして、Cybozu Days 2024に赴く私を描きました。(キミノマホロTシャツ着てるよ感も出しました)(Figure 2)
Figure 2: 勿体無いので貼らせていただきます🙏
スライドには上記のうさぎとCybozu Daysで撮影してきた様々な写真を交えつつ、以下のような構成で発表させていただきました。
- どのようなセッションに参加したのか
- サイボウズさんから発表された今後の展望やリリース予定
- kintoneを取り巻くものとそのトレンド
- もらってきたノベルティーの紹介
- R3ブースの紹介
- 運用に関する決まりづくりとは、そして決まりづくりで大事なこと。
- kintoneで業務改善を進めるにあたって大事なこと。
今回のミッション
実はこのきみのまほろば〜で私には2つのミッションが課せられていました。
- 来てくださる参加者の皆様を巻き込む(発言してもらう)
- SIチームに所属して2年で学んだことを盛り込んで話をする
正直ミッションを与えられた時は「え…どうしよう」と思いました。
というのも私、極度の人見知りで尚且つ人前に立つのがとても苦手なんです。
実際私と会った方はお分かりかと思いますが、大人しそうには見えないらしく、あまりそのような印象を受けないと言ってくださる方がありがたいことに多いのですが、私自身は「その日初めてお会いする方々にどうやって発言して貰えばいいんだ…」と結構悩みました。
たくさん悩んだ結果…ミッション1つ目の「来てくださる参加者の皆様を巻き込む(発言してもらう)」をクリアするのに思いついた結論は以下の3つです。
- 台本を作らない
- 自分のことをハリウッド女優と思いこむ
- 発言してもらいやすいように、徐々に参加者の皆様への発言のハードルを下げる
ここからは私自身が意識したことを、少しだけ分解してお伝えできればと思います。
★台本を作らない
緊張しやすい性格なので、あえて台本を作りませんでした。細かいスクリプトを用意してしまうと、計画通りにいかなくなったときにパニックになりがちだからです。代わりに、伝えたいキーワードだけを軽くメモし、あとはその場の雰囲気で話すことにしました。
★自分のことをハリウッド女優と思いこむ
「緊張したら手のひらに人を書いて飲み込む」という方法もありますが、それだけでは不安だったので、「私はハリウッドの大女優。この発表は演技の一部だ」と自己暗示をかけました。これが意外と効果的で、緊張を少しだけ忘れて話せた気がします…!(ある意味緊張することを諦められる方法でもあるように感じました。)
★発言してもらいやすいように、徐々に参加者の皆様への発言のハードルを下げる
ミッションを遂行するにあたり、いかにして参加者の皆様が発言しやすい空気感を作るか非常に迷いました。
そこで以下のことを実践しました。
- スライドの重要部分を全て穴埋めにする
→こうすることで、参加者の皆さんのお悩みなども聞き出せると考えました。
- 発表を始める前に穴埋め形式にしていること、そしてどのようにスライドを埋めていくかを伝える。
→今回は2択や、順番に回答をしてもらうことを先に伝え、とりあえず色々なお声を頂戴したいことを伝えました。
- 自己紹介の部分でアイスブレイクを意識する
→私自身の自己紹介にも穴埋めクイズを入れて、2択や挙手制クイズでその場の空気感を一気に作りました。
このようにいきなり言われても相手がこわばるだろうと考え、プランを伝え、そしてまずは試してもらうことで、発表のどの場面でも快く発言していただけました。
また個人的には発言量のバランスも気にしていたので、全員が満遍なく話せるように、時計回りで順番に話していただいたり(その逆も然り)どうにか臨機応変に発言の仕方をコントロールしました。(Figure3)
Figure 3: My 上司sもすごくヒヤヒヤしながらサポートしてくださいました。本当に感謝です。
(参加者の方から「上司のお二人のヒヤヒヤドキドキ感がすごく伝わってきて、そういうのもすごく良かった。」と珍しいタイプのお声を頂戴しました。)
もちろんアイコンタクトなどの基本的なコミュニケーションにおける大事な要素は意識していましたが、参加者の皆様が優しかったので、円滑に発表することができました。
本当にありがとうございました…!!
そして、ミッション2つ目である「SIチームに所属して2年で学んだことを盛り込んで話をする」を遂行するにあたり、意識したことを記載させていただきます。
こちらは最初どんな話をしようかと思いましたが、常日頃から案件に入れさせていただいている際に、よく耳にすることや、印象に残っていることを主にお話しさせていただきました。
ざっくりとこんな感じです。
- kintone標準機能である、コメント機能を活用することの大事さ
- 徹底的な業務の理解と検討
- kintoneを現場で使用する方々へのサポート方法
こちらも台本は用意していなかったのですが、今まで関わらせていただきました案件の内容を振り返り、印象に残っていて尚且つお客様からのリアクションが良かったものをスライドに要点のみ記載しておきました。
そして参加者の皆様からその場で出るご意見などを組み合わせて話しました。
実際にその場で参加者の皆様から出る、ご意見やお悩みなどを交えて話すことを意識することで、一方的に聞くだけではない会、そして自分ごとに感じられる会に近づけたのかなと思っております。(違っていたらどうしようw)(Figure 4)
Figure 4: 参加者皆様に積極的にお話ししていただけました…!有難い限りです!
まとめ
今回きみのまほろば〜には初めて参加させていただいたのですが、冒頭の参加者皆様の自己紹介により、今回の参加者の皆様全員がすごい方々と知り、開始早々どういう立ち回りをしようかすごく迷いました。
しかしここは正直にまだまだ何も知らない身として、出来ない人の気持ちを含めて伝えようという意識をしました。
大変有難いことに、参加者の皆様が本当に心温かく見守り、そして積極的に参加してくださったお陰でほっとした気持ちで終えることができました。
またこのような機会をいただけたこと、本当に嬉しく思います。
この場を借りて御礼申し上げます。
この経験を1つのステップとして、今年も引き続き通常業務を一所懸命頑張りつつ、またこのような機会を頂けるように精進したいと思います。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
- 雪山籠りからSIチームの新卒エンジニアへ
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