公開日:2018-12-02
今回は少しお仕事 >> コミュニティな話になってしまうのですが、初めてインサイドセールスのイベントに参加してきたので、そのブログを書きたいと思います。
どりぃのおしごと
今は立場的に、やりたいと思ったことはなんでもやるスタイルで、いろいろなことに挑戦させてもらえる環境にいます。
インフラ、サーバーサイドは相変わらず好きなので、案件ベースで関わらせてもらったり、マーケや広報、あるいはサポートだったり、kintoneのトレーナーだったり。
なので**「職種なんなの?」**と聞かれるといつも答えに困るという。
こまけぇことはいいんだよ!じゃないですけど**「何でも屋です(ドヤ」**でかたづけてしまうことも最近は多くなりました。
で、今回はそんなどりぃのマーケやサポートというお仕事のところで、知見を得るべくインサイドセールスのイベントに初めて参加してきました。
このイベントは、**Connect Festa!**という非営利のコミュニティによって運営されています。
コミュニティ自体は、BtoB企業のこれからの成長を担うインサイドセールス。 その未来を担うインサイドセールス従事者、マネージャー、サービスベンダーなど、いろいろな立場の人たちが集まり、知見を共有し変革を加速させていくことを目的としたものであるようです。
ビジネス面で考えると競合にあたる会社同士で、一緒にコミュニティの運営をしている。
コミュニティ運営という視点で見ても、学びは多くありそうなイベントだなというに感じます。
そもそもインサイドセールスとは
主に電話、Eメール、ウェブ会議などのコミュニケーションツールを通じて、見込み顧客への営業活動を行う内勤型の営業のことを指します。
従来の外勤型の営業手法は、これと比較してフィールドセールスと呼ばれます。
弊社のような規模が大きくない会社では、セールスはカテゴライズされていません。
それどころか、サポートもマーケもセールスも包括したような、それぞれの要素を汲んだ複雑な動きが求められるケースもあるので、なかなか難しい。
まったくできてないけどw
会社によってはそのものずばり**「インサイドセールス」**な立場の方もいるでしょうし、参加されてた方もそういう方たちが多かったのかな…
そしてここでも**「どういう立場か?」**ということを聞かれるわけですよ。
挙手制ですけど個人的にはそういう聞かれ方をされると困る…なんとも言えないw
今回で言えばセールスというよりマーケター的立場で参加したということもあり、どれにもイマイチ手を上げられなかったわたしです。
さてさて、イベントですが以下のような趣旨で開催に至っているようです。
- インサイドセールスはここ3年ほどで急激に注目度が高まっている
- さまざまなベンダーも出てきている現状がある
- しかし現場に目を向けるとまだ個人戦で正攻法がない実状
- 現場の人たちのキャリアパスの形成、モチベーションの維持などははどうしていくか?
- その実状を変えていくのは今まさに取り組んでいる人たち自身
- 集まった人達での知見交換の場になる
- 先駆者同士でしっかり繋がる
- 共有する・進化することが目的
- そして楽しむ。これ大事 ※ここはすごくアピールされてましたね。
- 職種や領域として「楽しい職種」と思ってもらえるようにしたい
インサイドセールスとしての価値を見出したり、地位の向上といったところを目的にしてるんですね。
立場は違うけど、CSBBOと似てるなと思った。
あれ、これもしかしてコラボで一緒になんかやってもおもしろいんじゃね?
インサイドセールスもCSも、人数もそれなりに抱えていたりするだけに、没個性になりやすい側面もあったりするんだろうなというのは思います。大勢の中の1人みたいな。実際自分もCSをやっていた時は、如何に自分のアイデンティティを持つか、どのようなポリシーで仕事に臨むか、今後のキャリアパスをどうしていくかということは頭のどこかでは考えていたような気がします。
でも当時のわたしは長くCSのままで仕事は続けられないと思ってしまったんですよね。CSという枠の中に収まったままでいる気はなかった。
仕事は好きでした。対お客様と接する、課題をヒアリングして寄り添ってアドバイスをする、そのアドバイスでお客様が喜んでくれるのはやりがいでありモチベでした。
それでもわたしはわがままでした。机上での解決ではなく、自分の手を実際に動かして解決したいと思ってしまっていたので。
しかし、なんだかんだ言いつつも、大学在学時からやってきたCSの経験は今の自分を形成している要素のひとつです。
そういう意味でインサイドセールスも、CSも、似ている部分は多いなと。まだまだ評価されにくい職種なのかもしれないですね。
名前だけが独り歩きしてる感はありました。
このイベントでいいなと思ったのは、sli.doを使ったリアルタイムの質問箱が準備されていること。
Slido — Audience Interaction Made Easy
UIもシンプルで使い勝手いいみたい。
Google Formや、Twitter、あるいは自前で作ったりというのはいままでも良くみてきましたが、このツールは初見でした。関西だとまだそんなにかな?
使い方とかはちょこちょこググったら出てきます。
少人数~大人数の勉強会には「sli.do」を! — Qiita
後半は、この質問箱への投稿に基づいたディスカッションが行われていました。
SATORI社、ネクスウェイ社、Mtame社の3社から、KPI、ナーチャリングやアポ取り手法といったテーマについてのLTがありました。
時間は各社15分だったみたいですが、15分以上あった気がするな…
わたしはセールスとはちょっと違うので、アポ取りとか商談周りの話は、自分には直接的に響かなかったのですが、リードナーチャリングについての話はマーケティングの観点からもすごく参考になりました。
各社けっこう赤裸々に自社で実践してる手法などを語ってくださいました。
まったく別のマーケ系のイベントに出た時にも思ったのですが、可視化とカテゴライズとそれぞれのカテゴリに対するアプローチだったり施策を講じるのは基本なのですよね。
何事も分析しないとただ手元にあるだけでは宝の持ち腐れだよなと痛感させられました。